シリーズ・全集

AIにはない「思考力」の身につけ方
─ことばの学びはなぜ大切なのか?
今井むつみ
著
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1,175
円978-4-480-04104-3
8010
1987/03/23
B6判
242
頁貧乏な朝鮮人の家に生まれ、およそ本とは縁のない生活だったけれど、人生の節目には必ず本との出会いがあった。むすこの自死をきっかけにそれらをもう一度読み返し、作中の人物五十余人をとりあげながら、人間とは何かを考える。
愛のかたち(ヴィョンの妻―太宰治
父と子―ヘミングウェイ
顔の中の赤い月―野間宏)
いのちのやさしさと悲しさ(人間の誕生―ゴーリキー
山椒魚―井伏鱒二
城の崎にて―志賀直哉)
ひとがことばをもつこと(狐―永井荷風
夕鶴―木下順二
イワンのばか―トルストイ)
自分との出会い(杜子春―芥川龍之介
鼻―ゴーゴリ
故郷―魯迅)
人間が人間であること(ひかりごけ―武田泰淳
スペードの女王―プーシキン
高瀬舟―森鴎外)〔ほか〕
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