地域経済と中小企業

関 満博

日本の中小企業は、超高齢社会・成熟社会へ向けてどう変わっていくのか。模索を始めた現場の姿を通して、大都市と工業、地域と中小企業との新たな関係を考える。

地域経済と中小企業
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0234
  • 整理番号:48
  • 刊行日: 1995/10/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05648-3
  • JANコード:9784480056481
関 満博
関 満博

セキ ミツヒロ

1948年生まれ。一橋大学名誉教授、明星大学教授。専門は産業論、中小企業論、地域経済論。現場主義を標榜し、100冊を超える著書を持つ。 「日本の製造業が危ない……体系だった後継者育成をしなければならない」と、2000年より全国の工業集積地などで私塾を展開。現在では20近くの都市・地域で塾が動いている。気仙沼市、浪江町などの震災復興委員も務める。『空洞化を超えて』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞)、『現場主義の知的生産法』(ちくま新書)、『地域産業の「現場」を行く』1〜5(新評論)など著書多数。

この本の内容

激しい競争の中で技術レベルを高めてきた日本の中小企業は、「成熟社会」「超高齢社会」を迎える日本経済に、どう対応すべきなのか。大都市工業地域の現場を通して、「大都市と工業」、そして「地域と中小企業」の新たな関係を模索し、次代の大都市経済社会で中小企業に期待される役割を考える。

この本の目次

プロローグ 阪神復興と中小企業
第1章 大都市工業とは何か―成熟したモノづくりと流通
第2章 ナショナル・テクノポリスの形成と現在―大田区中小機械工業の集積
第3章 メイド・イン・トーキョー―下町「すみだ」の中小零細工場
第4章 多摩川ハイテクリバー―第三の「大都市工業」
第5章 インナーシティと中小企業―高齢社会と産業生活

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