エリートのつくり方 ─グランド・ゼコールの社会学

柏倉 康夫

革命によって創られたグランド・ゼコールは、多様な分野の指導層に人材を供給してきた。フランスの国運を担ったエリートシステムを、エピソードを交えて紹介する。

エリートのつくり方 ─グランド・ゼコールの社会学
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:58
  • 刊行日: 1996/01/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05658-0
  • JANコード:9784480056580

この本の内容

グランド・ゼコールは革命のさなかの一七九四年、強烈なナショナリズムを背景に、理性にもとづいた国家の創出と拡充をめざして作られた。それ以来、優れた知識人を数多く輩出して、今なお文化の世界だけでなく政・財・官の指導層に人材を送り続けている。フランスの国運を担った超エリートシステムの二百年の軌跡を、興味深いエピソードを交えて紹介する。

この本の目次

第1章 フランスの小、中学生
第2章 大学入学資格試験
第3章 準備学級
第4章 歴史は二百年前にさかのぼる
第5章 体制か反体制か
第6章 三人の文学者
第7章 戦争そして戦後
第8章 ソフィーとピエール
第9章 二十一世紀の知をもとめて
第10章 現代の「ノアの方舟」

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