ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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生活を快適にする実践思想―アメニティが日本に本格的に紹介されてから20年あまり。人間にとって暮らしやすい快適な環境とは、風土・気候・場所といった空間的条件にとどまらず、対人関係やマナーにまでおよぶ。近年では環境のアメニティはその分野の進展だけでなく、文化のアメニティにまで拡大している。アメニティを「総合快適性」として、今まで案外知られていない、そうした発展の相を子細に点検してみれば、各領域でどのくらい浸透しているのだろうか。また、アメニティは環境を超えた思想としての可能性が期待されている。日本における研究と実践の第一人者によるアメニティのすすめ。
第1章 広く深いアメニティ
第2章 アメニティの思想
第3章 アメニティの実践
第4章 中国・韓国のアメニティ熱
第5章 環境を超える思想
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