ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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優れた認識、応用力の高いたくましい知識を身につけるには、どうしたらよいか?その途のエキスパートが培った「勉強法」や「ノウハウ」をどのように理解するか?本書では、人間の知的活動を研究する認識心理学・教育心理学から、学んだり教えたりするときの心の働きに、まず本質的問いを発する。その上に立って学習法や教育のあり方を描き、ひいては人間の成長・発達について進むべき方向を案内する。
第1章 内面からの発想―基本的問い(意味移植にたとえる
スレ違いへの感度―ハトは何羽? ほか)
第2章 認識をうながす方法―目覚ましの機能(課題研究の重要性―卒業研究の体験から
認識形成の流れ―問題解決の三段階 ほか)
第3章 認識に熟達する方略―エキスパートの驚異の練習法(英語会話能力をつける―くり返しの効用
テストに対処する法―受験数学 ほか)
第4章 ネットワーク型認識への接近―壁をこえて(認識の特徴―エキスパートの記憶力
抽象と具象の壁―生活文化の束縛 ほか)
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