ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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本格的な少子・高齢化の時代を迎え、外国人労働者・移民受入れをめぐる議論がいま、注目を集めている。人口問題を移民受入れで解決することは可能なのか?外国人労働者とその家族に、定住への道は開かれるのか?スキャンダルにゆれる外国人研修・技能実習制度を、真に意味のあるものにしていくことはできるのか?欧米諸国の経験もふまえて論点を整理しつつ、アジア諸国と連動した人材開発という新たな視点から、人材国際化への道筋を示す。
序章 外国人労働者新時代の幕開け
第1章 始まった「第二の論争」
第2章 外国人労働者はいま
第3章 移民受入れは少子・高齢化対策になるのか
第4章 移民・外国人労働者の社会的統合
第5章 地域統合と国際的な人の移動
第6章 東アジアの人材移動
終章 人材の集まる国に
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