ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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ほとんどの生き物は、必ず死ぬ。生命進化三八億年の歴史のなかで、なぜ生命は死を獲得したのだろうか。ヒトはまた、死とともに長い「老い」の時間を授けられた。宿命ともいえるこの時間を、どのように生きたらよいのだろう。本書では、老化と寿命の生物学による最新の知見から「老い」と「死」をとらえ直し、急速に進む高齢社会を、いかにして健康に、自在に生き抜いていくか、サクセスフル・エイジングのヒントを考える。
第1章 「不老不死」の夢(可老可死とクローン
高齢社会 ほか)
第2章 「老化」はなぜ起こるのか(個体の老化
老化学説 ほか)
第3章 「死」はなぜあるのか(加齢と個体の死
死の起源 ほか)
第4章 「寿命」はいかに決まるのか(個体の寿命と細胞死
二つの細胞寿命 ほか)
第5章 「老い」の意味を問う(抗加齢医学
生命とアイデンティティ ほか)
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