ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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石油は、世界全体のエネルギー消費の四割をまかなっている。この石油をめぐって、米国と中東産油国、ロシア、中国が二〇世紀とはまったく異なる「国際政治ゲーム」を繰り広げようとしている気配が濃厚である。石油をめぐって国際情勢が大きく動かされる時代、あるいは石油が国際政治によって大きく動かされる時代を再び迎え、日本はどのように対応すべきなのか。
序章 石油をめぐる地政学とは何か?
第1章 なぜ米国は石油に政治介入するのか?
第2章 石油同盟と化す米ロ関係
第3章 さらに不安定化する中東
第4章 大きな攪乱要因、中国
第5章 新しいエネルギー戦略を求めて
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