グレートジャーニー 地球を這う1 ─南米〜アラスカ篇

関野 吉晴

アフリカに起源し南米に至る人類拡散五〇〇万年の経路を逆ルートで、自らの脚力と腕力だけで辿った探険家の壮大な旅を、カラー写真一二〇点と文章で再現する。

グレートジャーニー 地球を這う1 ─南米〜アラスカ篇
  • シリーズ:ちくま新書
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0226
  • 整理番号:390
  • 刊行日: 2003/03/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-05990-3
  • JANコード:9784480059901

この本の内容

およそ五〇〇万年前、タンザニア・ラエトリに誕生したといわれる人類は、アフリカを飛び出しユーラシア大陸を横断、ベーリング海峡を渡って極北の地を越え、北米大陸、南米大陸を縦断して南米最南端に到達した。この人類拡散の壮大な旅を、探検家は自らの脚力と腕力だけで遡行した。本書では、旅の途上で出会った、我われと同じ祖先をもつ人びとが、苛酷な自然とどのように折り合い、どのような生活文化を生み出し、どのように人と関わって生きているのか、一二〇点のカラー写真とともに紹介する。

この本の目次

パタゴニア―アルゼンチン―ボリビア(父祖の森
競争 ほか)
ペルー・アンデス(病みつき
地図 ほか)
ペルー・アマゾン(熱帯林
投げる ほか)
オリノコ(シャーマン
現地食主義 ほか)
ギアナ高地(ロストワールド
仙人)
中米(悪い者
出稼ぎ ほか)
北米(歌う人
パウワウ)
アラスカ(ハーレム
他の命 ほか)

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