やめたくてもやめられない脳 ─依存症の行動と心理

廣中 直行

薬、酒、賭け事…ヒトはなぜハマるのか。脳のどこかにモノや行動に溺れさせる秘密が隠されているのか。依存のメカニズムを探り肉体と精神の不思議を解き明かす。

やめたくてもやめられない脳 ─依存症の行動と心理
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0247
  • 整理番号:431
  • 刊行日: 2003/09/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-06131-2
  • JANコード:9784480061317

この本の内容

麻薬、酒、煙草ばかりでなく、賭け事、ゲーム、果ては買物、携帯電話なんてものにまで、ハマってしまう人がいる。それは、なぜか?脳のどこかに、人をモノや行動に溺れさせる秘密が隠されているのだろうか?我々の脳は、進化の過程で生存に有利な様々な働きを獲得してきた。「やめたくてもやめられない」のも、その一つのようだ。それはどんな仕組みによるもので、どのような行動形態をつくってきたのか。本書では、依存を生みだす脳内メカニズムを生物進化の文脈でとらえ、人の肉体と精神の不思議を解き明かす。

この本の目次

第1章 やめたくてもやめられない
第2章 イオンの海のなかで―神経の仕組み
第3章 「欲しくなる」脳
第4章 心のデフレスパイラル―強化学習
第5章 メンタルフレームワーク―記憶と認知
第6章 心の進化が生んだもの
第7章 人間を見る目

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