ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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中学で習った英語で、たいていの文章は作れるはずだ。それではなぜ多くの日本人は、英語を話せないのだろうか?その大きな理由のひとつは、今自分が身を置いている日常生活で使う単語を知らないからである。大人の生活は中学生の生活とは違う。また、高校でつめこんだ受験のための抽象的な単語とも無縁である。「銀行口座」や「自動改札」という単語がすぐに思い浮かべられるだろうか。こうした「中抜け」の状態を埋めるトレーニングとして、頭の中で英語の日記をつけてみよう。
第1部 頭の中で日記をつける(風邪をひいて会社を休む
上司に怒られる
管理職の悩み ほか)
第2部 日本人が間違いやすい英語・英語にしにくい日本語(すんなり置きかえられない単語は多い
社会的習慣の違い
使い分けがむずかしい語)
第3部 映画のセリフで英文づくりトレーニング(私が上になってもいい?(『ミッション・インポッシブル2』)
そんな昔のことは覚えてないね。(『カサブランカ』)
俺は女が苦手なんだ。(『俺たちに明日はない』) ほか)
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