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定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06176-8

Cコード

0233

整理番号

476

2004/06/07

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

株価が上昇し、日本経済にもようやく春風が吹いてきた感がある。しかし、この景気回復を素直には喜べない。その背後では未曽有の規模の円売り・ドル買いが行われ、異例の超金融緩和の「出口」は塞がれたままなのである。ドルの信認が低下しているのに、円がドルを支える構造は変わらず、さらに深まっている。その先にはとんでもない結末が待っているのかもしれない。なぜ日本はこのようになってしまったのか。本書では、BIS規制、時価会計などから株価が崩壊し、大規模介入に至る過程を検証し、日本の「敗け続ける構造」からの脱却を訴える。

目次

第1章 新局面
第2章 リスクとしての「アメリカ」
第3章 資産デフレの罠
第4章 余地狭まる経済政策
第5章 失われた二十年の顛末
第6章 アジアへの視点

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