マンガを解剖する
「吹き出し」とは何だろう。「コマ割り」の役割は何か。改めて考えると漫画というメディアはとても面白い! 言語論、脳科学など斬新な視点で迫る画期的マンガ論。
- シリーズ:ちくま新書
- 814円(税込)
- Cコード:0200
- 整理番号:506
- 刊行日:
2004/11/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-06206-8
- JANコード:9784480062062
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マンガの「吹き出し」とは何だろう。マンガと絵画のちがいは?マンガに「コマ割り」があるのはなぜか。改めて考えると、マンガというメディアはすごく面白い。マンガの絵と文字の関係は日本語の漢字とかな(ルビ)の関係に似ている、マンガは脳と一体化したメディアである(だからマンガを読むと脳が鍛えられる!)、マンガの原型はルネサンス絵画にある―等々、美学と科学を貫く斬新な視点と鮮やかな手さばきで、特異なメディアであるマンガの本質を解明する。
1 言語論(吹き出し―『誕生日』(マルク・シャガール)
擬音語―『童夢』(大友克洋) ほか)
2 絵画論(コマ割り―『風と木の詩』(竹宮恵子)
スクリーン・トーン―『Hopeless』(ロイ・リキテンシュタイン) ほか)
3 身体論(子供―『名探偵コナン』(青山剛昌)
大人―『ドラえもん』(藤子・F・不二雄) ほか)
4 科学論(進化―『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明)
ネオテニー『AKIRA』(大友克洋) ほか)
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