社会保障を問いなおす ─年金・医療・少子化対策

中垣 陽子

少子高齢化が進むわが国で、「破綻せず」「皆が納得できる」社会保障制度を構築するにはどうしたらいいのか。具体的なビジョンを示し、制度の全体像を描き出す。

社会保障を問いなおす ─年金・医療・少子化対策
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:536
  • 刊行日: 2005/05/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-06236-X
  • JANコード:9784480062369

この本の内容

かつてのような右肩上がりの成長が見込めない現在、もはや、旧来のままでは立ち行かなくなった社会保障制度。その中で、なんとかみなが「納得できる」制度を作るにはどうしたらいいのか。年金・医療・子育て、と従来バラバラに論じられがちの諸論点を、「身の丈」「安心感のある」「公平性」「わかりやすさ」という四つのポイントで、一貫した観点からまとめて考え直し、錯綜した問題の整理と、将来へ向けての具体的な処方箋を提示する。

この本の目次

序章 全体の見取り図―なにが、どう問題なのか
第1章 公的年金制度―不公平感払拭のために(そもそも年金制度とは?
二〇〇四年制度改革 ほか)
第2章 医療・介護保険制度―平等優先制度の限界(医療保険制度
介護保険制度)
第3章 子育て支援策―思い切った規模拡大を(進む少子化
少子化対策の変遷 ほか)
終章 「納得できる将来」のために

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