「ダメな教師」の見分け方

戸田 忠雄

改革はなぜ迷走するのか。公私立高校の教員から校長、予備校の運営まであらゆる現場を経験した著者が、組合やPTAとの関係など「先生」の世界のすべてを抉り出す。

「ダメな教師」の見分け方
  • シリーズ:ちくま新書
  • 946円(税込)
  • Cコード:0237
  • 整理番号:547
  • 刊行日: 2005/07/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-06247-5
  • JANコード:9784480062475
戸田 忠雄
戸田 忠雄

トダ タダオ

1960年東北大学教育学部卒。現在、政策研究大学院大学政策研究科客員教授。専門は教育政策・学校論など。政府の審議会専門委員も務める。私立、公立学校の教師、公立高校長、予備校・塾統括校長など歴任。退職後は講演、ラジオコメンテーター、著述、NPO活動などに専念。『政経資料集』『テーマ別現社』『フォーラム現社』(とうほう)の編纂主任。主な著書に『学校ってなんだ』(日本教育新聞社)、『いま、「学校」から子どもを守るために親ができること』(講談社)、『「ダメな教師」の見分け方』(ちくま新書)、『教育バウチャー』(明治図書・共著)、『学校は誰のものか??学習者主権をめざして』(講談社現代新書)など。

この本の内容

「ゆとり教育」と「学力低下」の間で迷走を続けている教育改革の鍵は、教師が握っているにもかかわらず、そこがほとんど手付かずのまま放置されている。なぜか?そこにはどのような力学が働いているのだろうか。著者は公私立高校の教師や管理職を歴任し、塾・予備校の管理・運営に責任者として携わり、今なお教育NPOに関わるなど、教育のあらゆる局面に立ち会ってきた。教育委員会や教員組合、PTAとの関係なども含めて、不透明な教師社会の実態を解明し、ラジカルではあるが実現可能な改革案を提示する。

この本の目次

第1章 学校を変えるのはだれか
第2章 学校の中の政治
第3章 どうやって先生を変えるか
第4章 学校選びより先生選びを
第5章 教師を格付けする方法
第6章 「先生選び」が教育を変える

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