「脳」整理法

茂木 健一郎

脳の特質は、不確実性に満ちた世界との交渉のなかで得た体験を整理し、新しい知恵を生む働きにある。この科学的知見をベースに上手に生きるための処方箋を示す。

「脳」整理法
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0245
  • 整理番号:557
  • 刊行日: 2005/09/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-06262-9
  • JANコード:9784480062628
茂木 健一郎
茂木 健一郎

モギ ケンイチロウ

1962年生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学大学院連携教授。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。「クオリア」をキーワードとして、心と脳の関係を探究している。著書に『意識とはなにか』『「脳」整理法』(以上、ちくま新書)、『生きて死ぬ私』(ちくま文庫)、『クオリア入門』(ちくま学芸文庫)、『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『心を生みだす脳のシステム』(NHKブックス)、『ひらめき脳』(新潮新書)、『脳と仮想』(新潮文庫)など多数。(著者近影:坂本真典)

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この本の内容

おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。現代人が、より賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか?その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。本書では、最新の科学的知見をベースに、「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した「生きるヒント」をキッパリ教えます。

この本の目次

第1章 脳は体験を整理し、知を創造する
第2章 生きて死ぬ人間の知恵
第3章 不確実な時代こそ脳が生きる
第4章 偶有性が脳を鍛える
第5章 偶然の幸運をつかむ脳の使い方
第6章 「自分」を離れて世界を見つめる
第7章 「他人」との関係から脳が育むもの
第8章 主語を入れ替えて考える
第9章 脳に勇気を植えつける
第10章 「脳」整理法ふたたび

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