私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる

齋藤 孝 著 , 梅田 望夫

原点から近未来へ。
一生学び続ける戦略。

レールのない時代をサバイバルするには一生学び続ける必要がある。幕末維新期の私塾を手がかりに、ネットを現代の私塾と位置づけ、新しい学びの可能性を提示する。

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:723
  • 刊行日: 2008/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06425-7
  • JANコード:9784480064257
齋藤 孝
齋藤 孝

サイトウ タカシ

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)が話題を呼ぶ。『前向き力』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『仕事力』(ちくま文庫)、『13歳からの「学問のすすめ」』『新聞力』(ちくまプリマー新書)、『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』(ちくま新書)、『こども「シェイクスピア」』(筑摩書房)、翻訳書に『論語』『現代語訳 文明論之概略』など、著書多数。

著者に関する情報

小学生向け、一般人向けセミナー「齋藤メソッド」については、こちらへ。

梅田 望夫
梅田 望夫

ウメダ モチオ

ミューズ・アソシエイツ社長。1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。94年から米国シリコンバレー在住。著書に『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書)、『ウェブ時代5つの定理』(文芸春秋)、『シリコンバレー精神』(ちくま文庫)『iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう』(iPhone/iPad用電子書籍、産経新聞出版)など。

この本の内容

レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか?本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。

この本の目次

第1章 志向性の共同体(明治と現代
ロールモデル思考=あこがれる力 ほか)
第2章 「あこがれ」と「習熟」(機能不全に陥った教育
上を伸ばすか、全体の底上げをはかるか ほか)
第3章 「ノー」と言われたくない日本人(「寒中水泳」ではもぐってしまったほうが楽
「組織に与えているもの」と「組織から与えられているもの」 ほか)
第4章 幸福の条件(生活が作品
「いかに生くべきか」を考えることは無駄か? ほか)

読者の感想

2008.8.03 healing_buddha

感動しました。自分でも私塾を作りたい、そういう憧れを喚起してくれる本でした。自分の理想を明確にしてくれるというか。

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