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ちくま新書

建築史的モンダイ

人類にとって 建築とは?

建築の歴史を眺めていると、大きな疑問がいくつもわいてくる。建築の始まりとは? そもそも建築とは何なのか? 建築史の中に横たわる大問題を解き明かす!

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06429-5

Cコード

0252

整理番号

739

2008/09/08

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

近代建築史研究一筋だった著者が中世ヨーロッパ建築、さらに初期キリスト教建築、新石器時代の建築へと歴史を遡るうちに気付いたのは、建築の発祥という大問題だった。何が始まりだろうか?住まいか?それとも神殿か?そもそも建築とは何をもって建築というのだろうか?長い長い年月を経て、石や穴だけとなった遺跡を訪ね、その遺跡のもらすつぶやきに耳をすませて見えてきたものとは?建築の起源、和洋の違い、日本独自の建築の歩み…「建築」にまつわる疑問を縦横無尽に解き明かす。

目次

1 建築とは何だ??(建築と住まいの違いとは?
住まいの原型を考える ほか)
2 和洋の深い溝(和と洋、建築スタイルの根本的違い
教会は丸いのだ ほか)
3 ニッポンの建築(日本のモクゾウ
焼いて作る!?建築 ほか)
4 発明と工夫(ローマ人の偉大な発明
ガラスは「石」でありえるか? ほか)

著作者プロフィール

藤森照信

( ふじもり・てるのぶ )

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

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