サバイバル!  ─人はズルなしで生きられるのか

服部 文祥

「生きる」を
あきらめるな

岩魚を釣り、焚き火で調理し、月の下で眠る…。「素のままで山を登る」クライマーは極限で何を思うのか?生きることを命がけで考えたスポーツ・ノンフィクション。

サバイバル!  ─人はズルなしで生きられるのか
  • シリーズ:ちくま新書
  • 836円(税込)
  • Cコード:0275
  • 整理番号:751
  • 刊行日: 2008/11/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06452-3
  • JANコード:9784480064523
服部 文祥
服部 文祥

ハットリ ブンショウ

サバイバル登山家。1969年横浜市生まれ。94年に東京都立大学文学部フランス文学科とワンダーフォーゲル部を卒業。96年にカラコルム・K2(8611m)登頂。デビュー作『サバイバル登山家』(みすず書房)でスポーツ・ノンフィクションの新たな地平を拓き、脚光を浴びる。現在は、東京新聞出版局の月刊誌「岳人」編集員。三児の父。

著者からのメッセージ

マムシはおいしい[全文を読む]

この本の内容

日本海から上高地へ。200kmの山塊を、たった独りで縦断する。持参する食糧は米と調味料だけ。岩魚を釣り、山菜を採り、蛇やカエルを喰らう。焚き火で調理し、月の下で眠り、死を隣りに感じながら、山や溪谷を越えてゆく―。生きることを命がけで考えるクライマーは、極限で何を思うのか?その洞察に、読者は現代が失った直接性を発見するだろう。“私”の、“私”による、“私”のための悦びを取り戻す、回復の書。驚異の山岳ノンフィクション。

この本の目次

第1章 登山からサバイバルへ(墜落
フェアの精神)
第2章 サバイバル実践―日本海から上高地へ(北アルプス単独縦断へ
衣食足りてロハスを知る!? ほか)
第3章 サバイバルの方法論(装備―そぎ落としてなお残るもの
食料―何を食べるかという戦略 ほか)
第4章 サバイバル思想(記憶の片輪
リスクと自由 ほか)

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