漢和辞典に訊け!

円満字 二郎

漢検受験者必読!

敬遠されがちな漢和辞典。でも骨組みを知れば千年以上にわたる日本人の漢字受容の歴史が浮かんでくる。辞典編集者が明かす、ウンチクで終わらせないための活用法。

漢和辞典に訊け!
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0200
  • 整理番号:756
  • 刊行日: 2008/12/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06462-2
  • JANコード:9784480064622
円満字 二郎
円満字 二郎

エンマンジ ジロウ

1967年生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの編集を担当。2008年に独立。現在は、ライターとして漢字に関する辞書やエッセイなどを執筆するほか、東京や名古屋のカルチャーセンターで漢字に関する講座を持つ。著書に、『語彙力をつける 入試漢字2600 』(筑摩書房)、『漢字が日本語になるまで』(ちくまQブックス)、『漢字ときあかし辞典』『部首ときあかし辞典』『漢字の使い分けときあかし辞典』『四字熟語ときあかし辞典』(以上、研究社)、『漢字の動物苑』(岩波書店)など多数。

この本の内容

「外郎」の「外」は「ウイ」と読む唐音だが、「唐音」って何?「龍」と「竜」はどちらが正しい?「政」の「正」は四画か五画か?「東」は木に日が昇るところか?「輝」の部首は「光」ではない?「鉄道」という熟語が載っていないのはなぜ?そして同じ字でも辞典によって部首や画数が違うのはなぜ?―漢和辞典はナゾだらけ。しかしその根拠を知れば、千年以上にわたる日本人の漢字受容の歴史が浮かび上がってくる。あなたも使いこなして漢字の世界へどっぷりとはまりませんか?好みの漢和辞典がみつかるガイドつき。

この本の目次

第1章 とりあえず漢和辞典を使ってみよう
第2章 漢和辞典で漢字の音読みを調べる
第3章 漢和辞典で漢字の形について知る
第4章 漢和辞典で漢字の成り立ちを理解する
第5章 漢和辞典を使いこなす
付録 独断!漢和辞典案内

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