ゴルフ場は自然がいっぱい

田中 淳夫

フェアウェイのかたわらで、
「日本の自然」がよみがえる

日本の森から消えていった動植物が、実はゴルフ場で生息していた!「環境破壊の元凶」として語られた過去を検証し、「現代の里山」としてゴルフ場を見なおす。

ゴルフ場は自然がいっぱい
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0251
  • 整理番号:804
  • 刊行日: 2009/09/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06504-9
  • JANコード:9784480065049
田中 淳夫
田中 淳夫

タナカ アツオ

1959年大阪生まれ。奈良県在住。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社、新聞社等勤務を経て、現在フリーの森林ジャーナリスト。主に森林・林業や田舎暮らしをテーマにした執筆活動を行う。『割り箸はもったいない?』(ちくま新書)、『森を歩く 森林セラピーへのいざない』(角川SSC新書カラー版)、『森林からのニッポン再生』『田舎で起業!』『田舎で暮らす!』(いずれも平凡社新書)、『「森を守れ」が森を殺す』(新潮OH!文庫)、『里山再生』(洋泉社新書)などがある。

この本の内容

ゴルフ場は「環境破壊の元凶」として語られた過去をもつ。だが、いまやゴルフ・コースでは草花や樹木、池、草地が良好に管理され、多様な生態系がよみがえった。ハナノキ、オオタカ、ギフチョウ、ゲンゴロウなどなど、日本の森から消えていった動植物が、のびのびと生きているのだ。本書では、ゴルフ場の環境負荷を検証し、人と自然がふれあう「現代の里山」として、ゴルフ場が果たせる新たな役割をさぐる。

この本の目次

第1章 ゴルフ場が嫌われた歴史的背景
第2章 ゴルフ場反対の狼煙上がる
第3章 ゴルフ場開発がもたらす自然の変化
第4章 ゴルフ場の農薬を検証する
第5章 ゴルフ場の環境機能を考える
第6章 里山に迫る本当の危機

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