葬儀と日本人 ─位牌の比較宗教史

菊地 章太

霊魂はどこへ
行くのか?

葬儀の原型は古代中国でつくられた。以来二千数百年、儒教・道教・仏教が混淆し、「先祖を祀る」という感情に収斂していく。位牌と葬儀の歴史を辿り、死生観を考える。

葬儀と日本人 ─位牌の比較宗教史
  • シリーズ:ちくま新書
  • 836円(税込)
  • Cコード:0239
  • 整理番号:916
  • 刊行日: 2011/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06617-6
  • JANコード:9784480066176
菊地 章太
菊地 章太

キクチ ノリタカ

1959年横浜市生まれ。筑波大学卒業後、フランス・トゥールーズ神学大学高等研究院留学。現在、東洋大学教授。文学博士。カトリック神学、比較宗教史専攻。著書に『ユダヤ教 キリスト教 イスラーム』『葬儀と日本人』(以上、ちくま新書)、『奇跡の泉へ』(サンパウロ)、『阿修羅と大仏』(幻冬舎ルネッサンス新書)、『悪魔という救い』(朝日新書)、『魔女とほうきと黒い猫』(角川ソフィア文庫)ほか多数。

著者からのメッセージ

いずこの土地の土と終わらん[全文を読む]

この本の内容

無宗教といわれることの多い日本人。だが、葬儀を行ない、時をさだめて墓参し、礼をつくして先祖を祀るのは、私たちの多くが霊魂の存在を漠然とでも感じているからだろう。葬儀のかたちは古代中国の先祖祭祀に由来する。紀元前二世紀、葬式の原型が儒教によってつくられた。以来二千数百年、儒教・道教・仏教が複雑に絡まりあい、各宗教が「先祖を祀る」という感情に回収されていく。本書では、葬儀と位牌の歴史をたどることによって、民族の死生観を考えてゆく。

この本の目次

第1章 忘却のかなたへ―位牌の起源を求めて
第2章 儒教の葬儀から―位牌の先がけか
第3章 道教の葬儀から―位牌をささえる心情
第4章 仏教の葬儀から―位牌の成立まで
第5章 近世日本の葬儀へ―位牌の伝来と普及
第6章 魂のやすらぐところ―位牌という装置

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