教養としてのゲーム史
技術・アイディア・欲望が
織りなす進化の姿!
ゲームは、アイディアと技術、欲望を織りあわせながら進化する。『インベーダー』『スーパーマリオ』『ドラクエ』……。名作・傑作を題材にその歴史を捉える。
- シリーズ:ちくま新書
- 814円(税込)
- Cコード:0276
- 整理番号:917
- 刊行日:
2011/08/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:224
- ISBN:978-4-480-06623-7
- JANコード:9784480066237
- 在庫 ×
「名作」「傑作」とされるゲームはいったいどこがスゴかったのか。新しいゲームジャンルはどのように誕生するのか。―それは、ゲームの歴史を「アイディアの進化史」としてとらえることで見えてくる。『インベーダー』『ゼビウス』『スーパーマリオ』『ドラクエ』『ときメモ』『ラブプラス』…数々の歴史的作品は、「創造性」「大衆性」「技術とアイディアの関係」などについて、大きなヒントを与えてくれる。ゲームを「学ぶ」時代の幕明けだ。
第1章 固定画面の中で―ビデオゲームの誕生と連鎖するアイディア(ポン・クローンの感染爆発
『ブレイクアウト』から始まった「ひとり遊び」 ほか)
第2章 スクロールが生み出す世界―『スクランブル』『ゼビウス』から『スーパーマリオブラザーズ』へ(固定画面からスクロール方式へ
『スクランブル』と「地形」の誕生 ほか)
第3章 RPGの想像力のデザイン―『ゼルダ』の完成度、『ドラゴンクエスト』の凄さ(「デジタルの冒険」の原点にあるTRPG
『D&D』から生まれた『ZORK』と『ウィザードリィ』 ほか)
第4章 シミュレーションと欲望―『信長の野望』から『ラブプラス』まで(シミュレーションは現実をクソゲーにする?
国産SLGは「大人の武将ごっこ」から始まった ほか)
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