お買い物の経済心理学 ─何が買い手を動かすのか
さらば、
どんぶり勘定
我々がモノを買う現場は、買い手と売り手の思惑がぶつかり合う場所である。本書は、経済学の知見をもとに売買の原理を読み解き、読者を賢い買い方へと案内する。
- シリーズ:ちくま新書
- 858円(税込)
- Cコード:0233
- 整理番号:921
- 刊行日:
2011/09/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:978-4-480-06625-1
- JANコード:9784480066251
- 在庫 ×
われわれがモノを買う現場には様々な仕掛けが張りめぐらされている。お客の財布のひもを緩めるべく、心理学を駆使した売り手の努力がそこにはある。他方、買い手が商品の購入を決めるとき、値段についてどのような判断が働いているのか。本書は、売買における両者の駆け引きの内実を多面的に掘り下げるとともに、消費不況の時代にふさわしい折り合いの付け方を提案する。賢いお買い物をするためのヒントとなる一冊。
旬と相場を天秤にかける
第1部 お値ごろ大好き―買い手のしあわせ(人生すべてバランス感覚
価格よりもお値ごろで選ぶ
値ごろ感の正体は二乗のお得感)
第2部 売るぞ・売れたぞ―売り手のしあわせ(買い物を誘う手練手管
決断させる説得術
現場の経済心理学)
第3部 売り手と買い手のガチンコゲーム(買い手の弱み―揺らぐ値ごろ感
売り手の弱み―値引作戦の落とし穴
値ごろ感が軸―進化する買い手と売り手)
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