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ちくま新書

慢性疼痛

——「こじれた痛み」の不思議

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06644-2

Cコード

0247

整理番号

940

2012/01/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

その苦痛を、家族から「大袈裟だ」といわれたことはありませんか。整形外科医などの所見以上に苦しくて、いくら周囲に説明してもなかなか分かってもらえない独特の痛み方ではないですか。何度検査しても「異常なし」と診断されたり、毎回異なる病名を告げられたりしていませんか。日本人の七人に一人に疼痛があり、その八割の人は治療効果が上がっていないと推定されます。痛みは我慢するほど膨れ上がります。でも、大丈夫。一緒に「こじれた痛み」を癒しましょう。

目次

第1章 「心因性による慢性疼痛」とは何か(痛みは個人的感覚
痛みの感覚は無限大 ほか)
第2章 「得体の知れない痛み」という疾患(人気作家を襲った激痛
こんな激痛が心因から起きるはずがない ほか)
第3章 なぜ心療内科医が痛みを診るのか(断腸の思い
がっかり盲腸 ほか)
第4章 治療という戦い(厚さ五センチのカルテ
痛みのキャッチ法 ほか)
第5章 「分かってもらえない痛み」への理解(悩みを相談する人の心理
「分かってもらえない」いらだちが痛みを増幅させる ほか)

著作者プロフィール

平木英人

( ひらき・ひでと )

1935年福岡県生まれ。久留米大学医学部卒業、同大学循環器内科入局後、日本心身医学の発祥地ともいえる九州大学医学部心療内科へ特別研究生として入局。善仁会南熱海温泉病院副院長、診療部長を経て、99年内科および心療内科の平木クリニックを開設。心因性疼痛ではもっとも早くから臨床に携わり、豊富な経験をもつ。作家・夏樹静子氏の慢性腰痛の壮絶な治療の様子は『腰痛放浪記 椅子がこわい』(新潮文庫)に詳しい。著書には『パニック障害――薬で治せる脳の病気』『マンガでわかる軽いうつ』(以上、保健同人社)、『パニック障害は必ず治せる』(マキノ出版)などがある。

この本への感想

最初に夏樹静子さんの本を読んだ後、平木秀人さんに行きつきました。心因から胃とか腸なら理解できますが、やはり腰痛は意外でした。私自身は腰痛慢性化して一年半余り、器質的には問題がほぼなく、しかし70歳と言う年齢からもう仕方ないと思っています。一時よりらくにはなりましたので、まあ、このままで良いか と暮らしてます。しかし、私の生い立ち、性格、考え方等、十分すぎる程当てはまるところを見ると、ひょっとして治るかもしてないとも思いだしましたが、とりあえずは自身で頑張ってみます。

あやめ

さん
update: 2016/07/27

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