タブーの正体! ─マスコミが「あのこと」に触れない理由
注意!
タブーが増殖中
電力会社から人気タレント、皇室タブーまで、マスコミ各社が過剰な自己規制に走ってしまうのはなぜか? 『噂の眞相』元副編集長がそのメカニズムに鋭く迫る!
どれだけ重大な事実であろうと、マスコミが口を閉ざしてしまうことがある。大物政治家の不正疑惑、大手企業が引き起こした不祥事、有名タレントの薬物使用疑惑…。「報道の自由」を掲げながらも、新聞やテレビ、出版各社が、過剰な自主規制に走ってしまうのはなぜか?『噂の眞相』副編集長時代に右翼から襲撃を受けた経験を持つフリージャーナリストが、闇に葬られた数々の実例を取り上げながら、ネット時代の今もメディア・タブーが増殖し続けるメカニズムに鋭く迫る。
序章 メディアにおけるタブーとは何か
第1章 暴力の恐怖―皇室、宗教タブーの構造と同和タブーへの過剰対応(私が直面した右翼の暴力
皇室タブーを生み出す右翼への恐怖
皇室タブーからナショナリズム・タブーへ
宗教タブーは「信教の自由」が原因ではない
同和たぶーに隠された過剰恐怖の構造
同和団体と権力に左右される差別の基準)
第2章 権力の恐怖―今も存在する政治家、官僚タブー(政治権力がタブーになる時
メディアが検察の不正を批判しない理由
愛人報道、裏金問題で検察タブーはどうなったか
再強化される警察・財務省タブー)
第3章 経済の恐怖―特定企業や芸能人がタブーとなるメカニズム(ユダヤ・タブーを作り出した広告引き上げの恐怖
タブー企業と非タブー企業を分かつもの
原発タブーを作り出した電力会社の金
電通という、もっともアンタッチャブルな存在
ゴシップを報道される芸能人とされない芸能人
芸能プロダクションによるメディア支配
暴力、権力の支配から経済の支配へ)
第4章 メディアはなぜ、恐怖に屈するのか
2012.2.25 愛国者
一気に読んでしまいました。
ただ、国民が生きて行くうえで、隠ぺいされては困る事柄と、
何ら、影響を及ぼさない事柄はあると思います。
後者は「芸能人のタブー」等でしょうか・・・?
その辺は国民が賢く判断、行動すべきでしょうね。
2012.1.10 みっちー
新年早々、興味深い本を読むことができました。ありがとうございます!原発報道を始め、日々疑問に思っていたことが説明されていて、納得することが多かったです。
と同時にこの国のメディアの行く末が暗澹たるものになるだろうことが予測できてしまって、読後感が良くないです(笑)。でも多くの人におすすめしたい本です。
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増殖を続けるタブーとネットの内閉化。悪化するメディア状況に一矢を報いたい。[全文を読む]