女子・結婚・男選び ─あるいは〈選ばれ男子〉
憧れと
打算を抱えて――
女子最大の問題、それはもちろん男選び。打算と尊敬と幻滅が錯綜する悲喜劇を近代文学を題材に読み解く。さあ、「女の子いかに生くべきか」。男子も女子も必読!
- シリーズ:ちくま新書
- 968円(税込)
- Cコード:0295
- 整理番号:969
- 刊行日:
2012/07/04
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:288
- ISBN:978-4-480-06674-9
- JANコード:9784480066749
- 在庫 ×
近代女子最大の問題、それはもちろん“男選び”だ。打算で結婚するのは卑しい。でも最上の男を手に入れたい。男子に対する尊敬の念と幻滅。女を見る目がない男と、男を見る目がない女たち。ゲーテとマン、夏目漱石から水村美苗までを、一級の男選び(選ばれ)小説として読み直し、何が勝ちで何が負けかもよくわからないままに繰り広げられる悲喜劇を考察する。さあ、「女の子いかに生くべきか」。女子必読!(当然)男子も必読。
前口上 女子は計算(違い)する
第1幕 女子は見る目がない
第2幕 女子は燃えている(か)
幕間 女子はあなどれない
第3幕 女子は育てる
納口上 女子は諦める
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