loading...

ちくま新書

やりなおし高校世界史

——考えるための入試問題8問

東大入試で、現在もわかる。

世界史は暗記科目なんかじゃない! 大学入試を手掛かりに、自分の頭で歴史を読み解けば、現在とのつながりが見えてくる。高校時代、世界史が苦手だった人、必読。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06699-2

Cコード

0220

整理番号

994

2013/01/07

判型

新書判

ページ数

272

解説

内容紹介

大学入試、しかも論述問題ってなんだかとても難しそう…。だけど、それは世界史のダイナミズムを思考するうえで、最高の題材だ。「国民国家がどのようにしてできたか」「いまも残る民族問題はなぜ生まれたか」「ファシズム誕生の理由」「戦争はどうして大規模化したか」など、現在にもつながる良問を8問セレクト。それぞれの問題の解答を考えていけば、自然といまの国際社会の全貌が見えてくる。受験を控えた高校生はもちろん、すべての社会人必読の一冊。

目次

第1章 近代一九世紀の国民国家建設の時代(国民国家はどのようにしてつくられたのか?(東京都立大学)
中国の近代化はどのような困難と向き合ったのか?(筑波大学)
イスラーム世界の近代化にともなう課題とはなにか?(京都大学))
第2章 現代二〇世紀前半の国民国家の完成期(アジアのナショナリズムのはじまりは?(東京都立大学)
現存する民族問題の根源とは?(東京大学)
国家にとって女性はどのような存在?(一橋大学)
ファシズム政党が政権を握ることができたのはなぜ?(京都大学))
第3章 近世から現代へ国家と戦争(戦争が大規模化するのはなぜ?(東京大学))

著作者プロフィール

津野田興一

( つのだ・こういち )

1965年生まれ。東京都立大学人文学部史学専攻卒業、同大大学院人文科学研究科史学専攻修了。専門は中国近現代史・世界史教育。現在、東京都立駒場高等学校で世界史を教える。著書に『世界史読書案内』(岩波ジュニア新書)『ポイントマスター世界史Bの焦点』(山川出版社)がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本