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ちくま新書

荒木飛呂彦論

——マンガ・アート入門

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06758-6

Cコード

0295

整理番号

1052

2014/01/07

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

漫画史に傑出する長編作品『ジョジョの奇妙な冒険』。抒情的かつ異風的であるこの芸術作品を、四半世紀にわたって描きつづける創造力の源泉はどこにあるのか?技法を精緻に分析し、作品を漫画の歴史のなかに位置づけ、理論にもとづいて荒木飛呂彦の作風と物語の独創性を読み解く。ファン待望の漫画評論!

目次

第1章 波紋とは何か、スタンドとは何か
第2章 差異と反復の主題系
第3章 「奇妙な」杜王町空間
第4章 革新的な漫画スタイル変様
第5章 美術史観点から芸術漫画を読む
第6章 岸辺露伴と荒木飛呂彦
第7章 二元論を超えて

著作者プロフィール

加藤幹郎

( かとう・みきろう )

加藤 幹郎(かとう・みきろう):1957-2020年。長崎生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、同大学大学院文芸・言語研究科単位取得退学。京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、同名誉教授。日本映画学会初代会長。著書に『映画館と観客の文化史』(中公新書)、『日本映画論 1933-2007』(岩波書店)、『荒木飛呂彦論』(ちくま新書)、『映画とは何か』『映画ジャンル論』(ともに増補改訂版、文遊社)などがある。

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