小林健治
( こばやし・けんじ )1950年岡山県生まれ。法政大学文学部卒。76年、解放出版社に入り、80年から、部落解放同盟中央本部マスコミ・文化対策部、糾弾闘争本部の一員として、メディアにおける差別事件に取り組む。2004年まで解放出版社事務局長。現在はにんげん出版代表。共著に『差別語・不快語』『橋下徹現象と部落差別』がある。
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悪意をむき出しにした差別事件がくり返され、いっそう激しさを増している。部落解放運動の生命線である糾弾の意義を問い直し、反差別運動再生へ狼煙を上げる。
序章 大衆団体の意義と社会運動
第1章 糾弾とは何か
第2章 無知によって再生産される差別―80年代前半の差別事件
第3章 「つい、うっかり」に潜む差別―80年代後半の差別事件
第4章 想像力の貧困―90年代の差別事件
第5章 新時代の差別事件―むき出しの悪意にどう立ち向かうか
終章 解放同盟弱体化の根源はどこにあるか
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