兵隊になった沢村栄治 ─戦時下職業野球連盟の偽装工作
沢村栄治はなぜ戦地に追いやられたか。そしてその悲劇を繰り返さぬための「偽装」とは? 知られざる戦時下の野球界を初めて描き出す。

- シリーズ:ちくま新書
- 968円(税込)
- Cコード:0275
- 整理番号:1191
- 刊行日:
2016/06/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:288
- ISBN:978-4-480-06900-9
- JANコード:9784480069009
- 在庫 ×
ベーブ・ルースをきりきり舞いさせるなど活躍し、将来を嘱望されるも、三度も出征し落命した悲運の投手・沢村。彼は何を考え、戦地に赴いたのか。本書は人間・沢村を描くとともに、当時の野球関係者の興味深い動きを描き出していく。表向きは時局に迎合し戦争に協力するかのように「偽装」しつつ、職業野球連盟は沢村の悲劇を繰り返さぬよう、野球界や選手らを守ったのだ。その工夫とはいかなるものだったか。知られざる戦時下の野球界を、資料の綿密な分析から再構成する。
序章 外交野球
第1章 職業野球はじまる
第2章 軍服を着た選手
第3章 迷走する連盟
第4章 軍を欺け
第5章 連盟を存続せよ
第6章 戦火の運命
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