日本の安全保障

加藤 朗

近年、日本の安全保障が転機を迎えている。「積極的平和主義」とは何か、自国の安全をいかに確保すべきか、これらの点を現実的に考え、日本が選ぶべき道を示す。

日本の安全保障
  • シリーズ:ちくま新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0231
  • 整理番号:1220
  • 刊行日: 2016/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06925-2
  • JANコード:9784480069252

この本の内容

専守防衛に徹し、軍事大国とはならず、非核三原則を堅持する―。戦後一貫して平和国家の道を歩んできた日本。しかし、近年、安倍政権が掲げる「国際協調主義」によって、日本の安全保障が転機を迎えている。本書では、「積極的平和主義」とは何か、安全保障環境がどのように変化したのか、自国の安全をいかに確保すべきか、これらの点を現実的に考え、日本が選ぶべき道を提案する。

この本の目次

序章 日本の平和主義はいかに可能か
第1章 安倍ドクトリンとは何か
第2章 日本の抑止力
第3章 「大国日本」の幻想
第4章 自衛権と憲法
第5章 護憲派の蹉跌
第6章 平和大国ドクトリン

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