絶滅危惧の地味な虫たち ─失われる自然を求めて
環境の変化によって滅びゆく虫たち。なかでも誰もが注目しないやつらに会うために、日本各地を探訪する。果たして発見できるのか? 虫への偏愛がダダ漏れ中!
日本には名前がついているものだけで三万種近く、推定上は一〇万種の昆虫がいるとされている。しかし、そのなかで、すでに滅んだもの、滅びの道を歩み始めているものがいる。その状況に対して、保護活動が行われているが、綺麗なチョウやトンボ、ホタルや大型の甲虫ばかりが重要視されており、小さくてとにかく地味な虫は、おざなりに扱われている。そこで、日本各地にそれらの虫を探しまわり、発見するまでの格闘、発見した時の喜び、そして虫への溢れる思いを綴っていく。
1 コウチュウ目
2 チョウ目
3 ハエ目
4 カメムシ目
5 ハチ目
6 バッタ目とその仲間
7 クモガタ類
8 多足類の仲間など
2023.11.06 武山
こんなオモロイ読み応えのある本に出会ったのは人生初かもしれません。当方虫嫌いではないけれど、虫マニアでもなんでもない還暦過ぎのただのオバハンです。
毎晩寝る前に少しずつ読んでます。記憶力の低下が甚だしいので、多分あと1年ほど繰り返し読むでしょう。
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