都市空間の明治維新 ─江戸から東京への大転換
江戸が東京になったとき、どのような変化が起こったのか? 皇居改造、煉瓦街計画、武家地の転用など空間の変容を考察し、その町に暮らした人々の痕跡をたどる。
- シリーズ:ちくま新書
- 968円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:1379
- 刊行日:
2019/01/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:288
- ISBN:978-4-480-07195-8
- JANコード:9784480071958
- 在庫 切れ中
かつて「江戸」と呼ばれた都市は、どのような過程で「東京」となったのか?そして、そのとき、人びととその暮らしぶりにはどのような変化が起こったのか?京都からの遷都、煉瓦街計画、武家地の転用、貧富分離策の展開、新開町の誕生など都市空間の変容をつぶさに考察し、また元幕臣や町人、さらには維新変革を機に歴史の表舞台にあらわれた「謎の新地主」など、そこに生きた人びとの痕跡をたどる。一五〇年前、その都市では何が起こっていたのか?史料と地図類を丹念にたぐり、首都への大転換に迫る。
第1部 首都、そして帝都へ―輦下の都市への改造(首都の祖型―「郭内」と「郭外」
明治初年の煉瓦街計画
皇大神宮遙拝殿―宗教的権威の取り込み)
第2部 「郭外」再編―貧富分離政策の展開(貧富による動員と排除―桑茶令と場末町人地の移転
桑茶令とは何だったのか―移入される人材・技術・資本
謎の新地主をめぐって―薩摩藩邸・救育所・小義社)
第3部 日常の生活空間へ―もうひとつの首都化の系譜(旧幕臣屋敷の争奪―広場を拠点とした都市再編のきざし
広場から新開町へ―社会・文化的基盤としての旧大名藩邸)
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