日本経済学新論 ─渋沢栄一から下村治まで

中野 剛志

日本の近代資本主義を確立した渋沢栄一の精神は、いかに高橋是清、岸信介、下村治ら実務家たちに受け継がれたか。気鋭の評論家が国民経済思想の系譜を解明する。

日本経済学新論 ─渋沢栄一から下村治まで
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体1,200円+税
  • Cコード:0233
  • 整理番号:1492
  • 刊行日: 2020/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-07314-3
  • JANコード:9784480073143
中野 剛志
中野 剛志

ナカノ タケシ

1971年生まれ。京都大学大学院工学研究科准教授。専門は経済ナショナリズム。東京大学教養学部卒業。エディンバラ大学より博士号取得(社会科学)。経済産業省産業構造課課長補佐を経て現職。イギリス民族学会Nations and Nationalism Prize受賞。著書に『TPP亡国論』(集英社新書)、『国力とは何か』(講談社現代新書)、『国力諭』(以文社)、『自由貿易の罠』(青土社)などがある。

この本の内容

水戸学のプラグマティズムを、近現代日本を支えた経済思想へと発展させた人物こそ、渋沢栄一であった。『論語と算盤』で水戸学の朱子学批判を賎商思想批判へと読み換え、尊王攘夷思想から継承した経済ナショナリズムで日本の近代資本主義を確立した渋沢。その精神を受け継ぎ経済政策の実践に活かした高橋是清、岸信介、下村治ら実務家たちの思想に「日本経済学」と呼ぶべき思考様式を見出し、そのプラグマティズムと経済ナショナリズムに危機に立ち向かう実践的姿勢を学ぶ。

この本の目次

第1章 日本の経済学
第2章 論語とプラグマティズム
第3章 算盤とナショナリズム
第4章 資本主義の大転換
第5章 社会政策の起源
第6章 明治の通貨論争
第7章 経済ナショナリスト・高橋是清
第8章 危機の経済思想
第9章 産業政策の誕生
第10章 岸信介の論理と倫理
第11章 下村治の予言

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