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ちくま新書

統計で考える働き方の未来

——高齢者が働き続ける国へ

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07349-5

Cコード

0236

整理番号

1526

2020/10/07

判型

新書判

ページ数

288

解説

内容紹介

企業における再雇用、さらに定年延長へ――。現在、「何歳まで働くか」という問題をめぐって、社会は転換点にある。現役で働いている人たちは、まだ先の話と思いつつも、「自分たちの頃はどうなっているだろう?」「年金だけでは食っていけないだろうから、ずっと働かないといけないのかなあ」と漠然と不安に思っているはずだ。本書は、私たちの働き方や労働をとりまく環境、社会保障が現在どうなっているのかを分析し、さらにこの先の高齢者の働き方を考える本である。結論から言えば、やはり「優雅な老後生活」はこの先望めない。私たちはかなり高齢まで働かなければならないが、しかし適度な労働は決して悪いものではないと、著者は説く。もともと厚生労働省や内閣府などでデータを扱い白書などを執筆していた、そして現在ではリクルートワークス研究所で労働について研究している著者が、統計と働く高齢者のインタビューをもとに、多くの人が持っている不安に応える。

目次

はじめに―私たちはいつまで働くのか
第1章 超高齢社会のいま
第2章 賃金は増えていないのか
第3章 格差は広がっているのか
第4章 生活は豊かになっているのか
第5章 年金はもつのか
第6章 自由に働ける日はくるのか
第7章 職はなくなるのか
第8章 生涯働き続けねばならないのか

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