loading...
内容紹介
企業における再雇用、さらに定年延長へ――。現在、「何歳まで働くか」という問題をめぐって、社会は転換点にある。現役で働いている人たちは、まだ先の話と思いつつも、「自分たちの頃はどうなっているだろう?」「年金だけでは食っていけないだろうから、ずっと働かないといけないのかなあ」と漠然と不安に思っているはずだ。本書は、私たちの働き方や労働をとりまく環境、社会保障が現在どうなっているのかを分析し、さらにこの先の高齢者の働き方を考える本である。結論から言えば、やはり「優雅な老後生活」はこの先望めない。私たちはかなり高齢まで働かなければならないが、しかし適度な労働は決して悪いものではないと、著者は説く。もともと厚生労働省や内閣府などでデータを扱い白書などを執筆していた、そして現在ではリクルートワークス研究所で労働について研究している著者が、統計と働く高齢者のインタビューをもとに、多くの人が持っている不安に応える。
目次
はじめに―私たちはいつまで働くのか
第1章 超高齢社会のいま
第2章 賃金は増えていないのか
第3章 格差は広がっているのか
第4章 生活は豊かになっているのか
第5章 年金はもつのか
第6章 自由に働ける日はくるのか
第7章 職はなくなるのか
第8章 生涯働き続けねばならないのか
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
- [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
- (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
- ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
- ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。
「ちくま新書」でいま人気の本
いま話題の本
単行本
spring
恩田陸
著
ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
ちくま文庫
新版 「読み」の整理学
外山滋比古
著
単行本
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん
─アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
ロバート・キヨサキ
著
白根美保子
訳
単行本
センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン
著
森田真生
著
ちくまプリマー新書
悪口ってなんだろう
和泉悠
著
ちくまプリマー新書
世にもあいまいなことばの秘密
川添愛
著
ちくま新書
聞く技術 聞いてもらう技術
東畑開人
著
ちくま新書
現代語訳 論語と算盤
渋沢栄一
著
守屋淳
訳
ちくま文庫
クマにあったらどうするか
─アイヌ民族最後の狩人 姉崎等
姉崎等
著
片山龍峯
聞き書き