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ちくま新書

医学全史

——西洋から東洋・日本まで

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07361-7

Cコード

0247

整理番号

1536

2020/12/07

判型

新書判

ページ数

480

解説

内容紹介

現代の「西洋医学」の形はいつどのようにしてできたのか? 18世紀まで西洋の医学は他の伝統医学と大きく異なるものではなかった。その西洋伝統医学は、19世紀に入り突如、飛躍的な発展をとげて近代医学となり、現代の医療へとつながっていく。なぜ西洋医学のみが、そのような特異な道をたどることになったのか? 医学の萌芽期から現代まで、歴史を丁寧に辿りつつ、19世紀の断絶の謎を解き明かす。最新の研究をふまえて、一般読者向け説いた決定版通史。

目次

1 古代から中世まで―医学の誕生(古代文明とさまざまな伝統医学
古代ギリシャの医学
古代ローマの医学
ビザンチンとアラビアの医学
中世ヨーロッパの医学)
2 一六世紀以後―西洋伝統医学の成熟(一六世紀―情報革命の時代
一七世紀―変貌する自然観と人体観
一八世紀―拡大する世界と知識
西洋伝統医学の特徴と構造)
3 一九世紀以後―西洋近代医学への発展(基礎医学諸分野の成立
外科手術の発展
体内を可視化する診断技術
感染症との闘い
循環器疾患との闘い
癌との闘い
脳と心の病
安全な出産と生殖の病
慢性炎症性疾患との闘い
病気を癒やすための薬)
4 日本医学史―起源と発展(中国伝統医学の展開―古代から近世まで
江戸時代以前―漢方医学と西洋医学の交錯
明治時代―西洋医学の移植と展開
二〇世紀以後―医学教育と医療の諸相)

著作者プロフィール

坂井建雄

( さかい・たつお )

1953年生まれ。東京大学医学部卒。順天堂大学医学部・大学院医学研究科教授、日本医史学会理事長。人体解剖学、腎臓と血管・間質の細胞生物学、解剖学史・医学史をめぐる研究を通して、数々の驚きと感動を届けてきた。著書に『ぜんぶわかる 人体解剖図』(共著、成美堂出版)、『面白くて眠れなくなる人体』(PHP文庫)、『腎臓のはなし』(中公新書)、『人体キャラクター図鑑』(日本図書センター)など多数。

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