ちくま新書
現代語訳 論語と算盤
渋沢栄一
著
守屋淳
訳
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数字なんて見るのも嫌という人でも、子どもから算数の質問を受けたら答えざるをえないでしょう。間違っても、公式を覚えればいい、模範解答を真似ればいいのだ、だけですましてはいけない。でもたとえば、「円周率って、そもそも何?」「10^0は、どうして1になるの?」「マイナスかけるマイナスがプラスになるのはどうして?」「なぜ分数でわると、答えが大きくなる?」など、素朴な疑問によどみなく応えられるだろうか。本書は、算数教育の第一人者が、小学校で習う算数の本当の意味と計算
方法を解説する、大人の算数教室です。
第1章 数とは何か
第2章 掛け算と割り算
第3章 マイナスという不思議な数
第4章 方程式で何がわかるか
第5章 図形感覚の身につけ方
第6章 偶然と必然のはざま
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