養老孟司入門 ─脳・からだ・ヒトを解剖する

布施 英利

「脳の時代」を牽引しヒトが生きることの本質を問い続けてきた知の巨人の思索の宇宙を、東大解剖学教室の愛弟子が解剖して総覧する。

養老孟司入門 ─脳・からだ・ヒトを解剖する
  • シリーズ:ちくま新書
  • 1,012円(税込)
  • Cコード:0240
  • 整理番号:1556
  • 刊行日: 2021/03/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-07374-7
  • JANコード:9784480073747
布施 英利
布施 英利

フセ ヒデト

1960年群馬県生まれ。芸術学者。東京芸術大学 美術学部 芸術学科卒業。同大学院博士課程(美術解剖学)修了。学術博士。大学院生のとき二冊の著書を上梓する。東京大学医学部助手(解剖学)を経て、現在は東京芸術大学美術学部准教授(美術解剖学)。美術解剖学の視点から、古今東西の美術を中心に、幅広く批評を行う。著書に『新編 脳の中の美術館』(ちくま学芸文庫)、『死体を探せ!』(角川ソフィア文庫)、『自然の中の絵画教室』(紀伊國屋書店)、『体の記憶』(光文社知恵の森文庫)、『君はレオナルド・ダ・ヴィンチを知っているか』『君はピカソを知っているか』(ちくまプリマー新書)、『体の中の美術館』(筑摩書房)など、多数。

この本の内容

「脳」「からだ(人体)」「ヒト」をめぐって「生きるとはどういうことか」を問い続けてきた解剖学者・養老孟司の代表的著作を読みなおし、その探求・思想の世界を一望する。「脳より大切なものがある」、「塀の上を歩け」、「あたりまえ」の本質、「無思想」という思想、「ヒトとはなにか?」…知的刺激に満ちた数々の至言とともに、東大医学部解剖学教室からの愛弟子である著者が、各著作が書かれた当時のエピソードも交え評伝風に語る。一冊でわかる、養老孟司のすべて!

この本の目次

序章―一九八五年
第1章 『形を読む』―一九八六年
第2章 『唯脳論』―一九八九年
第3章 『解剖学教室へようこそ』―一九九三年
第4章 『考えるヒト』―一九九六年
第5章 『バカの壁』―二〇〇三年
第6章 『無思想の発見』―二〇〇五年
第7章 『遺言。』―二〇一七年
終章―二〇二〇年
養老孟司の著作一覧

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