ことばは国家を超える ─日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義

田中 克彦

日本語と文の構造ばかりか、表現方法、つまりものの感じ方までもが共通する言語が世界には多く存在する! 世界の見え方が変わる、ウラル・アルタイ言語学入門。

ことばは国家を超える ─日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義
  • シリーズ:ちくま新書
  • 924円(税込)
  • Cコード:0281
  • 整理番号:1568
  • 刊行日: 2021/04/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-07388-4
  • JANコード:9784480073884
田中 克彦
田中 克彦

タナカ カツヒコ

1934年兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語科、一橋大学大学院社会学研究科、ボン大学哲学部にて、モンゴル語、言語学、民族学、文献学を学ぶ。現在、一橋大学名誉教授。主な著書に『ことばと国家』『言語学とは何か』『ノモンハン戦争』(岩波書店)、『漢字が日本語をほろぼす』(角川SSC新書)、『ことばとは何か』(講談社学術文庫)などがある。 写真:納村公子

この本の内容

朝鮮語なり、トルコ語なり、モンゴル語なり、そんな言語をやってみれば、それらの言語が似ていることに気づく。外国語はみな英語のような言語だと思っている日本人の言語観を、この経験が変えてしまうであろう。

この本の目次

第一章 ウラル・アルタイ説の出現とその道のり
第二章 言語の同系性を明らかにする方法
第三章 言語類計論
第四章 日本におけるアルタイ語類計論の需要の歴史
第五章 ツラン主義の誕生

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