ヴィジュアルを読みとく技術 ─グラフからアートまでを言語化する

吉岡 友治

仕事で目にするグラフや美術館のアート作品など、視覚に訴えかけてくるものは多い。でも、それを読み取り、言葉にすることは難しい。そのための技法を伝授する。

ヴィジュアルを読みとく技術 ─グラフからアートまでを言語化する
  • シリーズ:ちくま新書
  • 968円(税込)
  • Cコード:0270
  • 整理番号:1606
  • 刊行日: 2021/10/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-07427-0
  • JANコード:9784480074270
吉岡 友治
吉岡 友治

ヨシオカ ユウジ

1954年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、現在、インターネット講座「VOCABOW 小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもライティング指導を行っている。著書に『東大入試に学ぶロジカルライティング』(ちくま新書)、『だまされない〈議論力〉』(講談社現代新書)、『いい文章には型がある』(PHP新書)、『その言葉だと何も言っていないのと同じです!』(日本実業出版社)『「眼力」をつける読書術』(東洋経済新報社)など多数。
著者HP
http://www.vocabow.com/

この本の内容

ちょっとした子どもの絵、データをもとにしたグラフ、美術館に展示される数々のアート作品。世の中には、言葉以外の形で表現されているものが無数に存在する。しかし、それらから何を読み取り、言葉にすればよいかはあまり教わる機会がない。そこで、様々な実例を挙げながら、特徴の掴み方、解釈の方法、言語化する術、社会での論じ方を段階的に解説する。アートと思考と言語が結びつけば、新たな知の興奮が生まれてくる。

この本の目次

1 基礎編(ヴィジュアル情報の見方と語り方
ヴィジュアル・メディアの特徴は何か?
解釈という段階
グラフ・データの読み取り方
ヴィジュアルの見方―絵を解釈する)
2 応用編(「カワイイ」絵は本当にカワイイだけか?―キース・ヘリング
ポルノとアートの境目―エデュアール・マネの挑発
同じ問題への違う解決―ブランクーシ『レダ』
社会背景を当てはめる―マーク・ロスコと色面構成
比較しつつ対立を乗り越える―藤田嗣治『アッツ島の玉砕』 ほか)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可