進駐軍向け特殊慰安所RAA
そこはどんな経緯で作られたか。そこで働いた女性たちはどう集められたのか。約半年で閉鎖されたのち、女性たちはどうなったか。占領下敗戦国の裏面史を活写。
終戦からわずか三日後の一九四五年八月一八日、内務省警保局から全国の知事に秘密の指示が発せられた。それは、進駐軍向けの性的な慰安所を速やかに設けよという指令だった。副総理が要請し、のちに総理大臣となる池田勇人主税局長が口利きして資金を調達したと伝えられる特殊慰安所RAA。日本人客は入れないその場所で働いてたのは誰だったか。RAAが閉鎖され、街に出た女性たちが国民から疎まれることになったわけとは。占領下にあった敗戦国、その裏側史を活写する。
第1章 治安と貞操
第2章 国が作った占領軍慰安所
第3章 「特別女子従業員」の仕事
第4章 立ち入り禁止
第5章 誰が街娼になったか
第6章 戦争と性犯罪
第7章 真実を伝えること
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可