会計と経営の七〇〇年史 ─五つの発明による興奮と狂乱
簿記、株式会社、証券取引所、利益計算、情報公開。今やビジネスに欠かせない仕組みが誕生した瞬間を、見てきたように語ります。世界初、会計講談!
本書は、「歴史をひもときながら会計と経営の基本を学ぶ」本です。一般的な形式から離れて、簿記や決算書、あるいは会計士やディスクロージャー制度がいつどこで、どんな理由で誕生したのかを説明しました。
まえがき―お札になった酔いどれ殺人者
第1章 ルネサンスを支えた簿記の技術“イタリア”―神の支配から人間が主人公の時代へ
第2章 大航海時代に広げすぎた多角化経営“スペイン”―政治が中心から会計が中心の時代へ
第3章 寛容の精神が生んだ株式会社と証券取引所“オランダ”―苦しみの労働から働く喜びへ
第4章 決算書を情報公開した浪費国家の混乱“フランス”―プライベート所有からパブリック公開の時代へ
第5章 線路と利益計算は続くよ、どこまでも“イギリス”―小規模生産から大規模工場へ
第6章 そしてすべてがつながった“アメリカ”―原価計算から管理会計、そしてディスクロージャーへ
2022.6.12 kn
本当に興奮しました。面白すぎて。
会計って複雑怪奇な存在と思っていましたが、先人たちの血と汗と涙の結晶なんですね。そう思うと、なんだか、会計が愛しいと思えるようになってきました(大袈裟)。
この本を読んで、外国に行きたくなりました。イタリア、オランダ、フランス、スペイン、イギリス、そしてアメリカ。会計の歴史を旅してみたいです。
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