子どもに学ぶ言葉の認知科学
ヘンテコな答えや言葉遣いには、ちゃんと意味がある。子どもの、あるいは人間一般の心の働き、認知のしくみ、言葉の法則や性質について、楽しく学べる一冊。
小学生になった息子の珍解答は続く。さらに巷の記事・絵本さらにTシャツのロゴ・町の看板まで、題材はあらゆるところに広がっていくことに。「これ食べたら死む?」「のび太vs.のび犬」「ニンジンは、ヤギ・ヒツジも食べてくれるよ♪」ヘンテコな答えや言葉遣いの背後にある、子どもの、あるいは人間一般の心の働き、認知のしくみ、言葉の法則や性質について、楽しく学べる一冊。
第1章 習わないのにわかっていることば―言語習得とその先
第2章 逆さま文字、何が逆さま?―文字の認知
第3章 英語にあって日本語にないもの?―目的語と関係節、そして主語?
第4章 日本語って難しいの?―文理解と曖昧性
第5章 小さい「っ」の正体―特殊モーラと音声知覚
第6章 なぜ会話が通じるのか―語用論
第7章 頭の中の辞書をひく―メンタル・レキシコン
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