ウクライナ戦争

小泉 悠

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻した。21世紀最大規模の戦争はなぜ起こり、戦場では何が起きているのか? 気鋭の軍事研究者が、その全貌を読み解く。

ウクライナ戦争
  • シリーズ:ちくま新書
  • 946円(税込)
  • Cコード:0231
  • 整理番号:1697
  • 刊行日: 2022/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-07528-4
  • JANコード:9784480075284
小泉 悠
小泉 悠

コイズミ ユウ

小泉 悠(こいずみ・ゆう):1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、同大学院政治学研究科修了。政治学修士。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員、公益財団法人未来工学研究所客員研究員を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター(グローバルセキュリティ・宗教分野)専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。著書に『「帝国」ロシアの地政学──「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版、2019年、サントリー学芸賞受賞)、『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書、2021年)、『ロシア点描』(PHP研究所、2022年)、『ウクライナ戦争の200日』(文春新書、2022年)等。

この本の内容

2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻し、第二次世界大戦以降最大規模の戦争が始まった。国際世論の非難を浴びながらも、かたくなに「特別軍事作戦」を続けるプーチン、国内にとどまりNATO諸国の支援を受けて徹底抗戦を続けるゼレンシキー。そもそもこの戦争はなぜ始まり、戦場では一体何が起きているのか?数多くのメディアに出演し、抜群の人気と信頼を誇る軍事研究者が、世界を一変させた歴史的事件の全貌を伝える待望の書き下ろし。

この本の目次

第1章 2021年春の軍事的危機2021年1月〜5月(バイデン政権成立後の米露関係
ゼレンシキー政権との関係)
第2章 開戦前夜2021年9月〜2022年2月21日(終わり、そして続き
プーチンの野望 ほか)
第3章 「特別軍事作戦」2022年2月24日〜7月(失敗した短期決戦の目論見
ウクライナの抵抗 ほか)
第4章 転機を迎える第二次ロシア・ウクライナ戦争2022年8月〜(綻びるロシアの戦争指導
ウクライナの巻き返し ほか)
第5章 この戦争をどう理解するか(新しい戦争?
ロシアの軍事理論から見た今次戦争 ほか)

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