ACEサバイバー ─子ども期の逆境に苦しむ人々

三谷 はるよ

子ども期の逆境体験ACEは心と身体を蝕み、その後の人生の病気・低学歴・失業・貧困・孤立等様々な困難に結びつく。サバイバーが不利にならない社会を考える。

ACEサバイバー ─子ども期の逆境に苦しむ人々
  • シリーズ:ちくま新書
  • 968円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:1728
  • 刊行日: 2023/05/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-07551-2
  • JANコード:9784480075512
三谷 はるよ
三谷 はるよ

ミタニ ハルヨ

三谷 はるよ(みたに・はるよ) :龍谷大学社会学部准教授。2014年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。大阪大学大学院助教、龍谷大学社会学部専任講師を経て、2020年から現職。第3回福祉社会学会賞奨励賞(2015年)、第15回日本NPO学会賞林雄二郎賞(2017年)を受賞。専門は、福祉社会学、家族社会学。福祉・家族・子どもをめぐる問題や実践について、社会調査による実証研究を行っている。

この本の内容

子ども期の逆境体験、ACE(=AdverseChildhoodExperience)は、その後の人生での病気・低学歴・失業・貧困・孤立など様々な困難と関連することがわかってきた。自分の子どもを不適切に養育する傾向もあり、その影響が次世代に及ぶ可能性も見えてきた。本書では、データを基に実態を明らかにし、彼らが生きやすく、不利にならない社会にするためにはどうしたらいいかを提起する。

この本の目次

序章 人生に傷を残すACE
第1章 ACEの心身への影響
第2章 ACEの社会経済的地位への影響
第3章 ACEの人間関係への影響
第4章 ACEによる悪影響を断ち切るには
第5章 ACEサバイバーが語る人生
終章 ACEサバイバーが不利にならない社会へ

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可