世界宗教史 3

ミルチア・エリアーデ 著 , 島田 裕巳 翻訳

仰韶、竜山文化から孔子、老子までの古代中国の宗教と、バラモン、ヒンドゥー、仏陀とその時代、オルフェウスの神話、ヘレニズム文化などを考察。

世界宗教史 3
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0122
  • 整理番号:エ-3-3
  • 刊行日: 2000/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-08563-4
  • JANコード:9784480085634
島田 裕巳
島田 裕巳

シマダ ヒロミ

島田裕巳(しまだ・ひろみ):1953年東京生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている。 著書に、『日本人の神道』『神も仏も大好きな日本人』『京都がなぜいちばんなのか』(ちくま新書)『戦後日本の宗教史――天皇制・祖先崇拝・新宗教』(筑摩選書)『神社崩壊』(新潮新書)『宗教にはなぜ金が集まるのか』(祥伝社新書)『教養としての世界宗教史』(宝島社)『新宗教 戦後政争史』(朝日新書)等多数あり。

この本の内容

人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第3巻は、古代中国の宗教、バラモン教とヒンドゥー教、仏陀とその時代、仏陀のメッセージ、ローマの宗教、ケルト・ゲルマン・トラキア・ゲタエ人の宗教、オルフェウス、ピタゴラスまでを収める。

この本の目次

第16章 古代中国の宗教
第17章 バラモン教とヒンドゥー教―最初期の哲学と救済の技法
第18章 仏陀とその時代
第19章 仏陀のメッセージ―永遠回帰への恐怖から言葉を超えた至福へ
第20章 ローマの宗教―その起源からバッコス祭の迫害(前一八六年)まで
第21章 ケルト人、ゲルマン人、トラキア人、ゲタエ人
第22章 オルフェウス、ピタゴラス、新たなる終末論

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