江戸巷談 藤岡屋ばなし

鈴木 棠三

幕末の珍談・奇談の宝庫にして世相・風俗・政治情報の貴重な記録『藤岡屋日記』から選り抜いたおもしろく不思議な話の数々。
【解説: 吉原健一郎 】

江戸巷談 藤岡屋ばなし
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ス-7-1
  • 刊行日: 2003/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:4-480-08775-3
  • JANコード:9784480087751

この本の内容

時は幕末、外神田のお成道に、筵いっぱいに古本を並べて商う一人の老爺があった。この男、“御記録本屋”藤岡屋由蔵、日がな一日、素麺箱を机に黄半紙に禿筆でなにごとかを書き付け、吹きつける砂塵のなかで悠然として筆を休めることがない。―この集積が『藤岡屋日記』である。小説をはじめさまざまな著作の種本ともなった珍談・奇談の宝庫であり、世相・風俗・政治情報の貴重な記録だが、あまりに浩澣すぎて、また雑多すぎて、敷居が高い。そこで一般の読者のために、おもしろい話を選んで編んだのが本書。世相の鏡、小説より奇な『藤岡屋日記』の世界へようこそ。

この本の目次

稲荷信仰興廃の事
太郎稲荷の事
狂言神楽の事
律儀者、泥棒となる事
め組の喧嘩評判の事
鬼坊主清吉の事
女天一坊一件
永代橋崩壊の落書
火元争い
けし坊主、母親となる事〔ほか〕

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