ザ・ヌード ─理想的形態の研究
古代ギリシャで成立以来、人間的な経験を強く喚起させたがゆえ文明の表象になった裸体像。その流れを包括的に跡づけ、創作の本質に迫る名著。

- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 2,420円(税込)
- Cコード:0170
- 整理番号:ク-9-1
- 刊行日:
2004/06/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:704
- ISBN:978-4-480-08858-1
- JANコード:9784480088581
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均整がとれ、自信にあふれたヌード―人間の裸体像は理想的な造形表現とされ、古代ギリシアで成立後、西欧の美術史の流れにおいて様々に変貌し、今日に及んでいる。時代や文化を越えて多くの人々の胸を打つ優れた肉体表現を多数取り上げ、それぞれのイメージが喚起する官能性・悲劇性・躍動・陶酔・謙譲などの人間的な感情・経験の表現における芸術性を論じる。濃密で錯綜を極めた裸体の森に分け入り、創作活動の本質についてユニークかつ深い洞察を与える名著。第7回日本翻訳出版文化賞受賞。
はだかと裸体像
アポロン
ヴィーナス
力
悲劇性
陶酔
もうひとつの流れ
自己目的としての裸体像
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