世界を思考の限界にまで分析し、伝統的な哲学問題すべてを解消する――二〇世紀哲学を決定づけた著者の野心作。生前刊行した唯一の哲学書。新訳。

論理哲学論考
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:ウ-15-1
  • 刊行日: 2005/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-08920-9
  • JANコード:9784480089205

この本の内容

二〇世紀哲学の方向を決定づけた著者が、唯一生前に刊行した、前期思想を代表する哲学書。現実世界を分析し、ついで世界の像たる言語を支えにして、世界の可能性を思考の限界まで探っていく。その帰結として、「語れるものは明晰に語ることができ、語れないものについては沈黙するほかない」という結論が導出される。換言すれば、本書は思考の限界・言語の限界を画定することによって、伝統的な哲学問題を最終的に解消せしめるという、壮大な野望に満ちたプロジェクトでもあったのである。ラッセルによる序文、ラムジの初書評を付す。新訳。

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